入院ってどれくらいかかるの?
症状によってではありますが、病気やケガで入院すると、医療費や差額ベッド代や食事代、その他の雑費などさまざまな費用がかかります。
入院1日あたりの自己負担額
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成22年度>
※ 治療費・食事代・差額ベッド代等を含む。高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。
※ 集計ベース:過去5年間に入院し、自己負担を支払った人
高額療養費制度をまず考える
医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。
1ヶ月あたりの医療費の自己負担限度額(70歳未満)
※月収53万円未満の世帯の場合
1ヶ月あたりの自己負担限度額 | 4ヶ月目からの自己負担限度額 |
80,100円+(医療費総額-267,000円)×1% | 44,000円 |
高額療養費制度の注意点
- 保険診療のみが対象で自由診療は対象外
- 健康保険の保険料未納者は利用することができない
- 上位所得者(月収53万円以上)や高齢者(70歳以上)は負担限度額が異なります。
- 同一の医療機関等における自己負担(院外処方代を含みます)では上限額をこえないときでも、同じ月の複数の医療機関等における自己負担(70歳未満の場合はそれぞれの自己負担額が2万1千円以上であることが必要です)を合算することができます。
病院のセカンドオピニオンって?
より良い医療を選択するために、主治医以外の医師(総合相談医)に現在の診断に対する見解や今後の治療方針、方法について意見を聞くことができます。
生命保険会社によっては、被保険者にセカンドオピニオンサービスを提供しているところもあります。